2019年イタリア留学を決意するも、コロナ禍で断念。
ついに今年、念願のイタリア料理留学の夢を実現させた髙橋 玲次(たかはしれいじ)さん。
イタリア留学を決意するまでの経緯、そして、イタリアでのご経験について語っていただきました。
Q1 : フィレンツェ料理学園はどのようにして知りましたか?
(どこを撮っても絵になるフィレンツェ)
実は、友人からフィレンツェ料理学園の存在を教えてもらったんです。
その友人とは、2019年フィレンツェに一人で旅行していた時、トラットリアでたまたま隣に座っていた方で、話し出したら意気投合してすぐ友人になりました。
彼はフィレンツェでシェフをやっていて、彼からフィレンツェ料理学園のことを教えてもらったんです。
そして、フィレンツェに行ってみたい!という思いが強くなり、帰りのトランジットの時にはもう学校をことを調べ始めていました。
そして、日本に帰国して、すぐに問い合わせをしたんです。
02 : それから準備されたんですね?
(美しいポンテ・ヴェッキオ)
はい。まず1年間は準備期間として、色々留学に向けて準備しました。
本当は2020年4月に出発する予定だったんですが、ご存知の通り、コロナウィルスが世界中に蔓延していたころで…1年延長したんですけど、コロナウィルスの猛威がなかなか治らず、結局もう1年延ばして、今年の4月、ついにフィレンツェに旅立ちました。
Q3 : レッスンはいかがでしたか?
(シェフ養成コースで作ったメニュー)
シェフ養成コースを1ヶ月と家庭料理コースを1ヶ月の2コースを受けました。
両方選んで良かったな、と思います。料理へのアプローチの仕方を様々な角度から学べたので。
シェフ養成コースでは、リストランテで出すプロ向けの料理を、家庭料理コースでは、トスカーナの郷土料理でシンプルで、美味しいレシピを学びました。
シェフ養成コースでは、全てを1から料理人が手がけます。パスタももちろん手作り、リゾットなどに使うブロードも全部その日仕込みます。お客様に提供するものなので、手は抜けません。
一方、家庭料理コースは、毎日家庭で食べる料理なので、いい意味で少し簡易的というか。
家庭料理コースで印象的だったのは、レシピから材料を揃えるのではなく、冷蔵庫にある食材で作る料理を考える、というものでした。
シェフ料理コースでは、レシピがあってそのレシピに沿って材料を揃えるので、逆の発想だなあと。
Q4 : 大変だったことはありましたか?
(夕日とビール)
うーん、そうですね、敢えてあげるとしたら、浴槽のない生活に最初は慣れませんでした。
日本人としては、やっぱり疲れたらお風呂に浸かってゆっくりしたいじゃないですか。
最初の1ヶ月は浴槽が恋しくなりました。
それ以外ですか?幸いトラブルに巻き込まれることもなく、楽しく過ごしました。言葉ももちろん流暢には喋れませんでしたが、イタリア人はこっちが頑張って伝えようとしていると、汲んでくれるというか。
なので、そこまで大変だなっていうことはありませんでした。
Q5 : 印象に残ったエピソードはありますか?
(シェフ養成コースで手がけたパスタ)
日本人と違うなって思ったのは、シェフ養成コースでも、家庭料理コースでも、パスタを茹でる時にタイマーを使わないことです。
どちらの先生も、パスタの茹で加減は毎回自分の指で確かめていました。
「パスタも同じように見えて、毎回違う」んだと。
日本人にはない感覚でした。まさに職人技です。
先生がおっしゃるには、野菜やお肉にしても、毎回同じものはないそうです。同じところで作られるかもしれないけれど、水分量や鮮度が季節や天気など、色々な要因で変わってくるので、一つとして同じものはない、ということなんです。
だから、毎回同じものを扱っているつもりでも、自分の感覚を大事にするように言われました。
日本人のアプローチの仕方と全く違っていて驚きましたね。
彼らの自分のバックボーンに誇りを持ち、そして自分の信念を貫き通し、ぶれない姿勢はとても印象的でした。
Q6 : 今後について教えてください。
(シェフ養成コースで手がけたパスタ)
イタリアで作るイタリア料理と日本で作るイタリア料理は違ってきます。イタリア人と日本人の好みは違うからです。野菜の煮方一つ取っても違いますよね。イタリアではくたくたに煮込み、日本では素材の旨味を残すように煮る、など。
イタリアで習ってきたことをそのまま日本でやるのではなく、自分なりに大事なことは押さえつつ、自分の中で噛み砕いて、良い所は残し、自分なりに色をつけ、表現したいと思っています。
Q7 : 最後に、これから留学される方にメッセージを!
(ナポリに旅行に行かれた時の1枚。ナポリカラー一色!)
自分一人でイタリアに留学!ってなると本当に大変だと思います。
今回、僕はフィレンツェ料理学園にアテンドしてもらってイタリア留学が叶いました。
コロナ禍で、行けるかどうかも不安でもやもやしていた時期もありましたが、カウンセリングしてもらって、不安なくイタリアに行けるように準備してもらったので、とても助かりました。
また、現地でも日本人のスタッフの方、通訳の方がいて、一切不安がない状態で料理に集中することができたのが、何より良かったです。
イタリア料理留学するならフィレンツェ料理学園、おすすめです!
(永遠に美しいフィレンツェの景色)
今月イタリアから帰国されたばかりで、キラキラの眩しい笑顔で語ってくださった高橋さん。
コロナ禍で延期に次ぐ延期となっても、諦めずご自身の夢を実現され、そして現地でも多くのことを学び掴み取って帰国されました。
今後、高橋さんなりの表現でイタリア料理に携わっていくとのこと。
ご活躍が楽しみで仕方ありません!
高橋さん、本当にありがとうございました!
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