モットー「忍耐」
「生徒を見守るのにも忍耐は必要です。料理は、素早く作る必要があるもので、サーブのタイミングを損ねてはいけません。最終的には、シェフはそのタイミングを習得しなければなりません。一方、教えるには落ち着いて行うことが重要です。全ての学生に理解させる必要があるからです。」
「目的は、料理をすることではなく、理解させることなのです。そのためには、先生は一本芯が通り、不動であるべきで、学生が変わっていくべきです。例えば、今まで日本のやり方に従って来た学生は、イタリアのやり方に少しずつ変わっていくべきで、その手助けをするのが先生の仕事なのです。」
「到着してすぐは、生徒も緊張しているため、表情も行動も固いところがあります。それをリラックスさせる必要があります。そこまで待つ必要があるのです。そういう意味で、忍耐が必要であるということです。」
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