本日は地中海とシーフード料理です。イワシやイカ、あさり、カラスミなど魚介類がメインのメニューとなっています。
緑のパスタは、バジルを練り込んだ色で、茹でるととても綺麗な色合いに仕上がります。あさりは塩味が強いものもあるので、塩加減の調整が難しく、必ずお皿に盛る前に味見をしなくてはいけません。バジルとあさりでさっぱりと味付けした後に、仕上げにかけるカラスミが絶妙なアクセントとなります。
イカは大きさによって、調理時間を変えていきます。今回は全長40センチほどの大きなイカを使い、かなり柔らかめに仕上げるため、本当にさっと火を通すだけで、みるみるうちに仕上がってしまいました。身の方は焼くと綺麗に丸くなりましたが、このときに切れ目の入れ方がよくないと、うまく丸まらないのです。
付け合わせのアーティチョークの中にも、パンとイカの詰め物をして、オーブンでこんがり焼き、イカの香ばしい香りが広がります。
魚介類のメニューは処理や扱いが難しいものもありますが、ひとつひとつ丁寧な指導のもと、真剣に学ぶ学生さんの様子が伺えます。
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