シェフ養成コース、今日はテーブルセッティングを学びました。今回のレッスンは、学校近くにあるレストランを借りて行われました。歴史的な建物をホテルに改装しているので、天井が高く、フレスコ画が描かれた大変美しい空間が広がります。

一口にテーブルセッティングと言っても、ナイフやフォークの数や使う順番といった基本的なことにとどまらず、学ぶことや決まり事はたくさんあります。例えば、テーブルは会食するお客様の人数に合わせた大きさであることが大切で、片方に座るお客様のお皿の中心から、反対側のお皿の中心までは70cm前後であることが望ましい、テーブルクロスのテーブルから垂れ下がる部分は30-40cmが望ましい、コップやグラス、サーブする順番などです。テーブルセッティングは、色々な要素から成り立つアートと言えるのです。

とは言え、会食するお客様が居心地よくお料理や会話を楽しめることが重要ですし、ランチなのかディナーなのか、またビュッフェ形式か着席かによっても臨機応変に対応することも大切です。

これらの理論を学んだ後は、実際に生徒さんがセッティングに挑戦します。基本は踏まえながら、飾りのお花を置く位置などは自由に考えます。質問も飛び出し、皆さん自分の理想のお店を具体的に想像しながらセッティングを行っていたようです。

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