シェフ養成コース、ワインのソムリエセミナーの様子です。計4回の授業で、ワインの知識をつけていきます。まずは基礎的な、ブドウの発酵のさせ方の違いから学びます。つぎに、BrutやSatènなどの糖度を表す言葉、一番甘口のものから辛口のものまで、混同しやすい順番も、間違えずに覚える必要があります。そしてボトルに入れる際の圧力と、徐々に圧力が抜けていったあと、最終的にどれくらいが飲み頃なのかなど、細かく調整がされています。専門用語が多数出てくるソムリエ研修ですが、シャンパン、プロセッコ、スプマンテなどなど、色々と似ているようで、実際には何が違うのか、意外と知らないものです。
また今回の研修では、トスカーナワインを中心に学びました。ブドウの種類も多岐に渡りますが、キャンティワインでは7割以上がサンジョベーゼというブドウから成り、キャンティクラシコでは8割以上でなければいけないという規定があります。残りの1〜2割は、カベルネやメルローなどのブドウが混ぜられています。この品種は、アメリカ人などに人気があるそうです。
ワインの新しさを見分ける方法も独特で、コルクの見方や香りの違い、スプマンテであれば気泡の大きさなど、さまざまです。
最後にテイスティングを10種類ぐらいして、最後にはラベルを隠し、どのワインかを見分けるテストも行われました!
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