3年前に公務員を退職後、料理の道に進むことを決断した眞田俊彦さん。
独学でイタリア料理を学んでいたものの、本場イタリアで学ぼうと一念発起し、6ヶ月のイタリア料理留学を決意。
フィレンツェ料理学園で、シェフ養成+レストランインターンシップを専攻されました。
58才という年齢でイタリア料理にチャレンジし留学まで実現された眞田さんに、イタリア留学について、熱く語って頂きました。
今回と次回の2回に分けてご紹介していきます!
Q1 : イタリア留学の経緯を教えてください。
公務員を退職後、もともと好きだった料理の道に進むことを決めて、最初は寿司屋に修行に行きました。
そんなある日、イタリアのシエナでお店をされている杉原シェフの存在を知ったんです。
彼はイタリア料理と日本料理を融合させ、和を感じるイタリアンを提供していました。
もともとイタリアンは好きでしたが、彼の存在からイタリア料理に興味を持ちました。
そして独学で学んでいましたが、やはり限界を感じ、本場イタリアで学ぶことを決意したんです。
Q2 : フィレンツェ料理学園を選んだ理由をお聞かせください。
実はいろいろな学校に問い合わせをしたんですが、フィレンツェ料理学園が一番丁寧でした。
ビザ取得もしっかりサポートしてくれたし、ここなら信頼できるな、と。
若い子なら冒険的に「えいやっ」で行けちゃうかもしれませんが、やっぱり年齢を重ねている分、安心して任せられるところがいいですからね。
Q3 : 大変だったことは?
語学(イタリア語レッスン)は厳しかったですね!
イタリアに行く前に10か月くらい勉強してから行ったんですが、10か月分の知識は3日で終わってしまいました(笑)
Q4 : レッスンはいかがでしたか?
主任教授のフランチェスコ先生から本当に刺激をうけました。
もちろん料理のレシピは素晴らしいものばかりでしたが、先生は「僕のレッスンなんだからレシピ通りには作らないよ。僕流にアレンジするからね」という姿勢。
「彼」から学ぶ意味がそこにあるな、と感じました。
ちなみに、先生は自分より1つ上の59才で「若い連中は置いておいて、飲みに行こう」とよく飲みに誘ってくれたのも嬉しかったですね。
本当に彼が先生だったから続けられました。
Q5 : 素敵ですね!ほかに印象的だったことはありますか?
実は、胃腸炎になって1週間くらいきつい時期があったんです。
レッスンも休んで2日ぶりに行った時、フランチェスコ先生が「トシ、大丈夫か?」と心配してカフェに連れていかれたんです。
そこで「とにかく食べられるものを」と、バナナと紅茶をオーダーしてくれて。
先生は「ゆっくり食べて飲んでから戻ってくればいいから」と立ち去ったんですが…もう号泣でした!
フランチェスコ先生の優しさ、人としての懐の深さ、すべてが嬉しくて、カフェで紅茶とバナナを前に58才が号泣ですよ(笑)
いや、でも本当にフランチェスコ先生、最高でした!
彼に出会えてよかった。
それから、会うイタリア人イタリア人、みんな優しくて。。。
本当にイタリア人、大好きです。
* * *
他にもレッスンや、留学で出会った仲間や観光の様子など、たくさんの素敵なお写真を送ってくださいました!!
フランチェスコ先生との素敵すぎる思い出を語ってくれた眞田さん。
イタリア、そしてイタリア人のことが、心底大好きなのだぁということが
会話の端々からにじみ溢れていました!
聞いているだけでイタリアの光景がありありと目に浮かんでくるほどで
眞田さんの熱いイタリア愛にふれ、こっちまで胸が熱くなりました。
眞田さん、本当に素敵な思い出をありがとうございました!
シェフ養成コースで素晴らしい経験を積んだ眞田さん。
次回、インターンシップ先でのお話をお伝えします!
インタビュー後半もお楽しみに✨
今回は、シェフ養成コースを修了し、レストランでインターンシップに臨んだ頃の話を伺っています。
Q1 : どちらにインターンシップに行かれたんですか?
実は、イタリア留学を決意するきっかけとなった、シエナの杉原シェフのお店にインターンシップに行ったんです!
Q2 : え!それはすごいですね!!
インターンシップのレストランのリストに杉原シェフのお店があって迷わず手を上げました。
そして、なぜ自分がここ(イタリア)に来たのか、イタリア料理に対する思いを直接杉原シェフに話しました。
そしたら、私の思いが通じたのか、実は自分の前に働く人が決まっていたそうなんですが、その人はお断りして私が採用してもらえたんです。
シェフからは「こんなに情熱をもって語ってくれる人こそ、ぜひうちに来てほしい」と言ってもらえました。
Q3 : 眞田さんの熱い思いがシェフに伝わったんですね!!
本当に嬉しかったですね。
そしてシェフは「なんでも教えるから、遠慮しないでなんでも聞いて」と言ってくれたんです。
器が違うな、と。本当にありがたかったです。
杉原シェフのお店では、日本語で指示や説明をしてもらえて
語学が苦手だったので、とても助かりました。
一緒に働いたスタッフもみんないい人ばかりでしたね。
実は帰国後も杉原シェフと連絡を取り合っているんです。
「料理のことでわからないことがあれば
いつでも連絡していいから」と言われていて
お言葉に甘えています。
本当に奇跡のようです。
イタリアに来るきっかけとなったシェフのお店で働けるようになるなんて。
しかも、その後も連絡を取り合えるなんて。
Q4 : 眞田さんがしっかり行動された賜物ですね!今後の日本での構想などあればお聞かせください。
年内にも、自分のお店をオープンする予定で準備しています。
何料理?と聞かれると難しいんですが、和食とイタリアンをかけあわせたような料理を考えています。
素材をそのままおいしく提供できる方法が一番だと考えています。
私は、静岡の人間で地元静岡の地元の食材を使ってお店をやりたいと考えています。
静岡は、魚はもちろん、ジビエなども美味しいですからね。
楽しみにしていてください!
Q5 : ぜひオープンしたらお知らせください。それでは最後にこれから留学される方へ向けメッセージをお願いします。
わたしは58才ですが、この年でも行けたんだから
「大丈夫!!」と言いたいですね。
頭で考えていても何も始まらないです。
いろいろ不安なことも多いと思うし、日本とは全然違うから恐怖を抱いているかもしれない。
でも、1歩踏み出してほしいです。
行ったら絶対得るものは大きい。
迷っているなら行っちゃってください!迷う時間がもったいない(笑)
イタリア人は優しいから大丈夫です!
心配しないで行っちゃいましょう!
* * *
最後の最後までほころぶ笑顔が印象的だった眞田さん。
憧れだった杉原シェフのお店でインターンシップを行うという快挙を成し遂げ
帰国後も、ご自身の夢に向かってまい進する姿に
刺激を受けずにはいられません!!
眞田さん、このたびはロングインタビューに
お付き合いくださりありがとうございました✨
これからのご活躍を心から応援しています!
* * *
あなたもイタリア・フィレンツェへ
イタリア全土の料理を学びにいきませんか?
世界中の学生と肩を並べ
「本物のイタリア料理」を学ぶことができるのは
フィレンツェ料理学園だけ。
大人気のシェフ養成コース
今年度のコースも絶賛受付中です!
お申し込みは、こちらのフォーム よりお気軽にお問合せください!
イタリア料理留学専門、ベテランスタッフが
あなたの疑問・質問に丁寧にお答えします!
📞お電話でもお気軽にどうぞ↓
080-7973-1487
イタリア料理留学、イタリア料理修行、イタリア長期留学、イタリア短期留学はフィレンツェ料理学園へ